卒業記念舞踏会

この作品は全1幕 台本、振付ダビッド・リシン 音楽はヨハン・シュトラウスで、1940年2月オーストラリアのシドニーで初演されました。場所はワルツの都ウィーン。上流社会の令嬢が学ぶ寄宿学校の卒業記念舞踏会のお話です。陸軍士官学校の候補生が招待されやってきますが、なかなか打ち解けられません。率先してワルツを踊り始めた引率の老将軍と女性校長に促され生徒たちも踊りはじめます。若者たちと老将軍の淡い恋模様が繰り広げられる楽しい作品です。音楽はヨハン・シュトラウスの作品の中から選ばれたものをハンガリーの指揮者ドラティが編曲しています。蒸気機関車がどんどんと加速していく様子を音楽で表現した「加速度円舞曲」作品234や『トリッチトラッチポルカ」作品214等楽しい曲にのって余興の踊りが次々に披露されます。『ライバルのバレリーナ、フェッテ競争」ではポルカ「狩り」が使われていたり、20曲を超えるシュトラウスの音楽と共に踊りを楽しむことができます。

1 イントロダクションと女生徒のワルツ    2士官候補生の到着   3宴の始まり|バレエ≪卒業記念舞踏会≫ ディヴェルティスマン  4鼓手の踊り  5 レ・シルフィードとスコッツマン  6お茶目な踊り  6ヴィルトゥオーソ・ポルカ  7ライヴァルのバレリーナ  8先生と生徒  9先生と生徒  10マズルカ≪将軍と女校長  11 グランド・ガロップ  12フィナーレ  といった風にそれぞれの踊りの音楽にはタイトルが付けられヨハン・シュトラウス2世「卒業記念舞踏会」という音楽作品としても親しまれています。この中に使われている原曲は次の通りです。

「加速度ワルツ」作品234    「愉快な仲間」作品86 「法律家舞踏会」作品177 「パンフレット」作品300 「仮装行列」作品92 「メンフィストの地獄の叫び」作品101 「仮面舞踏会」作品92(太鼓の踊り) 「お伽噺」作品312(ラ・シルフィードの場)  「文芸欄」作品293 「狩り」作品373(ライバルのバレリーナ)  「常動曲」作品257(サーカス曲芸の場)  「バガテル」作品187      「宮廷室内舞踏会」作品230        「美しき世界」作品199  「仮装行列」作品210  「トリッチとラッチポルカ」作品214  「特急列車」作品311         尚「ラ・シルフィード」の場面ではオペレッタ「ヴェネツィアの夜」よりワルツ・ゴンドラが使われることもあります

 

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