くるみ割り人形❤初めてバレエを見に行くのにおすすめの作品 1 

朝がきて夢の中での出来事を、クララが嬉しそうに母親に話し    第1幕、場所は19世紀のドイツのある町。クリスマスの夜、少女クララの家で賑や12月になると世界のあちこちで上演される胡桃割り人形は、夢があって美しく、音楽も素晴らしい……何度見ても飽きない素敵なバレエです。

   原作はドイツの有名な作家ホフマンの「胡桃割り人形物語」で当時広く人々に愛読されていました。これをデュマが童話に翻案したものを元にしてプティパが台本を書き、後にイワノフが手を加えたものに、チャイコフスキーがマリンスキー劇場の総裁に依頼されて作曲を担当しました。胡桃割り人形は、チャイコフスキーの三大バレエ、白鳥の湖、眠れる森の美女に続く3作目の作品です。1892年12月にイワノフの振り付けでマリンスキー劇場で初演されましたが、音楽と劇と振り付けに不釣り合いなところがあり高い評価を得ることはできませんでした。けれども、観客はチャイコフスキーの魅惑的な音楽の美しさに熱狂的な拍手を送ったと言われています。その結果、創作意欲を駆り立てらた後世の振り付け師たちは、積極的に改訂を施して、実に様々な解釈で胡桃割り人形を上演してきました。そしてこの作品の評価はどんどん高くなっていったのです。

   全2幕3場の作品ですが、3幕として上演されることもあります。クリスマスの夜、プレゼントに胡桃割り人形をもらった少女クララが、夢の中でねずみの兵隊と戦う胡桃割り人形を助けたお礼に、お菓子の国へ案内されるというお話ですが、胡桃割り人形をプレゼントしてくれたドロッセルマイヤーという老人は手品師だったり魔法使いという設定だったり、お菓子の国でお話が終わるというものや、夢をみていたクララが目をさます寝室の場面で終わるものなど……演出家振り付け師により実にさまざまなのです。こんなに沢山の解釈の改訂版があるのは胡桃割り人形だけかもしれません。

第1幕

賑やかにパーティがひらかれている場面から始まります。そこにドロッセルマイヤーという不思議な老人がプレゼントを持って現れます。ドロッセルマイヤーは手品師であるという解釈だったり魔法使いという設定だったりいろいろですが、ここで子供たちに楽しい手品や魔法をみせてくれます。クララはこのドロッセルマイヤーに胡桃割り人形をプレゼントされますが、弟と取り合いをしてこの人形を壊してしまうのです。ドロッセルマイヤーに壊れた人形を治してもらって眠りにつきますが、そのときに見たクララの夢の中での出来事がこの胡桃割り人形というお話の中身なのです。

   夢の中で……一緒に寝ていた胡桃割り人形が居ないことに気づいて目覚めたクララは客間へ行ってみるとそこに胡桃割り人形がいました。人形を抱い寝室に戻ろうとすると、ねずみたちが現れ、クララがねずみの王様に捕まりそうになったので、胡桃割り人形がクララを救うためねずみ達との戦いが始まります。胡桃割り人形が負けそうになったときクララはスリッパを投げてねずみの王様を倒して胡桃割り人形を助けました。倒れている胡桃割り人形はその後凛々しい王子様に変身して、クララをお菓子の国へ誘いました。二人は雪の妖精が踊る雪の国を通ってお菓子の国を目指します。ここまでが長い第1幕がおわります。

第2幕

    第2幕はお菓子の国です。お菓子の国の王様と王妃に迎えられ、お菓子の精たちのお祝いの踊りを楽しみます。チョコレートの精、コーヒーの精、お茶の精、砂糖菓子の精達が、スペインの踊り、アラビアの踊り、中国の踊り…トレパックなどの踊りを次々に披露します。クララと王子も二人でパドドゥを踊り幸せの絶頂の中、王子の姿がだんだん遠のいて……クララは目を覚まします。

 

 

いろいろな版がありそれぞれバレエ団ごとに工夫され、楽しい舞台となっています。クリスマスの頃になるとあちこちでバレエ胡桃割り人形が上演されています。是非子供さんと一緒に見に行ってみてください

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です